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「追い出し部屋」の実態と「退職強要」についての聴き取り調査結果

退職強要の有無等に関する調査 - 厚生労働省
大手企業で問題となっている「追い出し部屋」と違法な「退職強要」の有無を
確認する調査結果を厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
 
 
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 arrow2.png 厚生労働省の調査結果だから安心できる
 arrow2.png 厳しい経営環境でも守るべき法令や主要な裁判例
 arrow2.png パワーハラスメントについての分かりやすい説明
 
 
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「退職強要の有無等に関する調査」は、製造業大手企業に「追い出し部屋」と
呼ばれる部署が次々とできている問題において、違法な「退職強要」が
ないかを確認する調査結果で、厚生労働省のホームページで報告されています。
 
問題となっている「追い出し部屋」と呼ばれる部署のおもな仕事は、
多忙で人出不足の他部門への応援で、議事録の作成や製品の箱詰めなどの
雑用のような作業が多いというふうに言われています。
 
ホームページでは、以下の3つのPDFファイルがダウンロードできます。
 ・別添 調査結果 「退職強要の有無等に関する調査について」
 ・参考パンフレット 「厳しい経営環境の下での労務管理のポイント」
 ・参考パンフレット 「これってパワハラ?」
 
ちなみに、「退職強要の有無等に関する調査について」では、
調査の趣旨、調査の方法、調査項目、調査結果、
本調査を受けての厚生労働省の対応について、今後の対応 などについて
記述されています。
 
 
また、「厳しい経営環境の下での労務管理のポイント」では、
労働条件の変更や雇用調整をやむを得ず検討する場合でも、
守る必要がある法令の概要や、労務管理上参考となる主要な裁判例が、
以下のようにまとめられています。
 
 1 賃金の支払
  (1)賃金の確実な支払
  (2)退職金・社内預金の確実な支払等のための保全措置
  (3)休業手当の支払
 2 労働条件の変更
  (1)合意による変更
  (2)就業規則による変更
  (3)配置転換・出向
     ① 配置転換
     ② 出向
 3 解雇・雇止め
  (1)解雇の禁止
  (2)解雇の効力
     ① 期間の定めのない労働契約の場合
     ② 有期労働契約(期間の定めのある労働契約)の場合
  (3)解雇の手続
  (4)解雇事由
  (5)整理解雇
  (6)退職勧奨
  (7)勤務成績を理由とする解雇
  (8)有期労働契約の雇止め
  (9)採用内定取消し
     ① 採用内定取消し
     ②入職時期繰下げ
  (10)退職時の証明
 4 個別労働紛争の解決を図るために
 
 
さらに、「これってパワハラ?」では、
「職場のパワーハラスメントとは、例えば、こんな行為。」として、
具体的で分かりやすい説明が記述されています。
 
① 暴行、傷害(身体的な攻撃)
② 脅迫、名誉毀損、侮辱、ひどい暴言(精神的な攻撃)
③ 隔離、仲間外し、無視(人間関係からの切り離し)
④ 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、
  仕事の妨害(過大な要求)
⑤ 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を
  命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
⑥ 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)
 
また、「職場のパワーハラスメントをなくすために」という項目では、
「予防するために」として、トップのメッセージ、ルールを決める、
実体を把握する、教育する、周知する、「解決するために」では、
相談や解決の場を設置する、再発を防止する などの
取り組み方について示されています。
 
他にも、「『これって、パワハラ?』と思ったら」では、
「まずは周りの人に相談しましょう。」「周りの人と組織は、
悩んでいる人を支えましょう。」とのアドバイスもあります。
 
 
 
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動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:厚生労働省
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