ホーム » 100)ビジネス・文書作成 » 122)雇用・人事 » 職場のいじめに対して現状把握の仕方や対策方法が具体的で分かりやすい

スポンサードリンク

職場のいじめに対して現状把握の仕方や対策方法が具体的で分かりやすい

職場の「いじめ」発見と予防のために
職場でのいじめとパワハラとの関係、いじめの分類分けや、いじめに対しての
具体的な対応の仕方などが紹介されたPDFファイルで、ダウンロードできます。
 
 
point.gif
 
 
 arrow2.png 東京都産業労働局雇用就業部の資料だから安心
 arrow2.png 「退職強要型」「人間関係型」の類別が分かりやすい
 arrow2.png 「いじめ」に対する具体的な対応の仕方と対策が役立つ
 
 
tokucyo.gif
 
 
「職場の『いじめ』発見と予防のために」は、労働者の尊厳や誇りを傷つける
職場におけるいじめに取り組み、よりよい労働環境を整備していく上で
参考になる資料で、PDFファイルをダウンロードすることが出来ます。
 
資料の中では、「『職場のいじめ』とは何か?」「『職場のいじめ』の
防止・対応」について取り上げられ、いじめに対して具体的な対応策も
紹介されていますので役に立ちます。
 
まず、「パワーハラスメント」との関係や、裁判例から見る
「職場のいじめ」の類型として、①使用者の意思による「退職強要型」と、
②上司・同僚とのトラブルによる「人間関係型」について類別されています。
 
ちなみに、「退職強要型」のいじめでは、暴言を伴う執拗な退職強要、
本人のキャリアにふさわしくない仕事をさせる、孤立化させる・
他の労働者との接触を妨げる、合理的意義がない見せしめ・懲戒目的の
「教育」などが紹介されています。
 
また、「人間関係型」のいじめでは、上司・同僚からのいじめ
(市役所の安全配慮義務違反)、先輩職員からのいじめ(病院の安全配慮
義務違反)、上司の暴力等によるPTSD発症、上司の叱責等が原因で発病した
精神疾患の労災認定 などについて取り上げられています。
 
他にも、「職場のいじめ」の防止・対応として、いじめそのものは、
個人としての名誉や尊厳を傷つける人権侵害の問題であることや、
人権尊重の視点から啓発や対策を行うことの必要性について示されています。
 
さらに、いじめは、個人の問題だけでなく、職場環境や人事・労務管理上の
問題としてとらえることや、また、いじめは急激に発展、深刻化する傾向が
あるので、問題を発見した際は、迅速で具体的な対応を行うことが
大切であることが記述されています。
 
特に、「職場のいじめを防止する」ためには、「経営陣の理解」や
「企業の姿勢をはっきりと示す」だけでなく、「現状の把握」として、
無記名のアンケートなどを利用し、現状を踏まえながら企業としての方針を
策定し、周知・啓発を行うことが強調されています。
 
具体的には、「いじめに関する理解を深めるため、教育・研修を実施する」ことや、
ストレスがたまり従業員に心の余裕がなくなると、いじめが発生しやすくなるので、
長期休暇の取得を奨励し、ゆとりある職場をつくるなどの「職場風土を変える」
ことにより、いじめの未然防止につながることが紹介されています。
 
そして、「職場のいじめ」への対応の流れとして、「相談窓口の設置」
「相談の受付」「相談への対応」「事実確認に基づく判断・通知」
「問題解決に向けて」「解決案の提示」「被害者へのケア」
「加害者の処分」などの具体的な対応の仕方についても記述されていますので
とても参考になります。
 
 
 
kankyo.gif
 
 
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:東京都産業労働局 雇用就業部 労働環境課 労働相談調整係
スポンサードリンク

関連記事

Return to page top