労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト
仕事での精神的負担や身体的負担による健康障害が問題となっていますが、
被害防止のために労働者本人が疲労の蓄積をセルフチェックすることができます。





「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」は、中央労働災害防止協会
ホームページのセルフチェックツールで、「体の調子が悪い」
「物事に集中できない」などの項目の中で、該当する箇所にチェックするだけで
簡単に、自分自身では気がつかない疲労の度合いを確認することが出来ます。
近年、職場での過重労働による健康障害が大きな問題となっています。
また、メンタルヘルス対策を行なう企業も増えていますが、
自分一人だけでも簡単に疲労蓄積度の自己診断ができますので便利です。
まず、チェックリストとしては、「最近1か月間の自覚症状」と
「最近1か月間の勤務の状況」について幾つかの質問が準備されていて、
各質問に対して「ほとんどない/時々ある/よくある」などの中から
最も当てはまる項目にチェックを付けるというものです。
最初は、「最近1か月間の自覚症状」について、「イライラする」「不安だ」
「落ち着かない」「ゆううつだ」「よく眠れない」「体の調子が悪い」
「物事に集中できない」「することに間違いが多い」「やる気が出ない」
「仕事中、強い眠気に襲われる」「朝、起きた時、ぐったりした疲れを感じる」
「へとへとだ(運動後を除く)」「以前とくらべて、疲れやすい」の
項目が準備されています。
次に、「最近1か月間の勤務の状況」については、「1か月の時間外労働」
「不規則な勤務(予定の変更、突然の仕事)」「出張に伴う負担
(頻度・拘束時間・時差など)」「深夜勤務に伴う負担」
「休憩・仮眠の時間数及び施設」「仕事についての精神的負担」
「仕事についての身体的負担」の項目が準備されています。
そして、すべての項目にチェック後に、「総合判定」ボタンのクリックで、
「あなたのチェック結果」として、「自覚症状の評価」「勤務の状況の評価」
「総合判定」「仕事による負担度点数表」「疲労蓄積予防のための対策」に
ついての判定が紹介されます。
他にも、「過重労働による健康障害防止のための総合対策(全文)」と
「過重労働による健康障害防止のための総合対策(概要)」や、
「時間外労働と脳血管疾患・虚血性心疾患との関連について」も紹介されています。

動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:中央労働災害防止協会 健康快適推進部 企画管理課
障害者雇用マニュアル 知的障害者と働く(2013年2月)
知的障害者の雇用や職場への定着の推進を目的として、知的障害者雇用の
ノウハウをコミック形式で解説したマニュアルで、ダウンロードして参考にできます。





「障害者雇用マニュアル 知的障害者と働く(2013年2月)」は、独立行政法人
高齢・障害・求職者雇用支援機構 によるコミック版の分かりやすいマニュアルで、
知的障害についての基礎的な知識、職場で起こりやすいトラブル、日常生活上での
指導・配慮点、能力開発などについて説明され、自由にダウンロードして
参考にすることができます。
まず、基礎編として、プロローグや知的障害について扱われていますが、
「知的障害とは」では、「障害の概要」「配慮事項」
「『障害者の雇用の促進等に関する法律』における知的障害者の範囲」
「知的障害者の人数」「知的障害者の新たな職域」についてや、
「知的障害者の雇用の実態」では、「雇用されている知的障害者の人数」
「産業別の雇用状況」「職業別の雇用状況」「雇用形態と労働時間」
「賃金の状況」について紹介されています。
それから、実務編では、「新規雇用事例」として、
「ジョブコーチ支援で受け入れをサポート」「特別支援学校の職場実習を
受け入れ」や、
また、「職場定着事例」として、「遅刻が増えて、家族と協力して解決」
「指導担当者の異動がきっかけで、作業遂行に課題が発生」
「親の高齢化のためグループホームに入居」の項目について扱われています。
例えば、「新規雇用事例 ジョブコーチ支援で受け入れをサポート
職場:スーパー 従事作業:商品の品出し、陳列、清掃作業」では、
「求職活動」「面接」「ジョブコーチ支援スタート」「通勤時の配慮」
「わかりやすい教え方」のシーンと解説が紹介されています。
次に、「新規雇用事例 特別支援学校の職場実習を受け入れ
職場:自動車部品工場 従事作業:工場敷地の緑化、福利厚生施設等の
清掃」では、「安全意識」「安全意識」「マニュアルの作成」「昼休みの過ごし方」の
シーンと解説が紹介されています。
他にも、「職場定着事例 遅刻が増えて、家族と協力して解決
職場:菓子製造会社 従事作業:商品用箱折り、箱詰め、ばんじゅう洗浄」では、
「障害者就業・生活支援センターとの連携」「家族との連携」
「余暇活動への参加」についてのシーンと解説が紹介されています。
さらに、「職場定着事例 指導担当者の異勤がきっかけで、作業遂行に課題が発生
職場:老人福祉施設 従事作業:清掃、洗濯物たたみ、介護補助」では、
「地域障害者職業センターとの連携」「職務創出と指示系統の明確化」の
シーンが示されています。
最後に、「職場定着事例 親の高齢化のためグループホームに入居
職場:クリーニング工場 従事作業:洗濯作業」では、
「家族の高齢化」「グループホームの活用」のシーンと解説が紹介されています。

動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用開発推進部雇用開発課
「発達障害について理解するために ~事業主の方へ~」
「発達障害を理解するために2 ~就労支援者のためのハンドブック~」の内容を
コンパクトにまとめ、雇用に必要な情報を提供するための支援ツールです。





「発達障害について理解するために ~事業主の方へ~」は、
障害者職業総合センターが提供しているPDFファイルマニュアル
「発達障害を理解するために2 ~就労支援者のためのハンドブック~」を
コンパクトにまとめ、発達障害のある方の雇用に必要な情報を
提供するための支援ツールで、ダウンロードして活用することが出来ます。
リーフレットでは、「発達障害とは?」「発達障害のある方は
こんなことで困っています・・・職場での10の疑問に答えます!」
「発達障害のある方の雇用のために」「発達障害のある方の
就労に関する支援機関」などについてまとめられています。
特に、「発達障害のある方はこんなことで困っています・・・
職場での10の疑問に答えます!」では、以下の項目が扱われています。
1.出勤の際に
2.仕事の指示を聞く際
3.会話の場面で
4.仕事で困った時に
5.仕事が滞ってきた時に
6.休憩時間の過ごし方
7.仕事の状況が変化した時
8.人とのかかわり
9.音・におい・光について
10.仕事の切り上げ方
そして、それぞれの項目について、「つまずきやすい点」、
「例えば本人はこんなことを悩んでいます」、「解決方法」が
示されていますので、参考にすることができます。
また、PDFファイルにはフォームフィールドが含まれ、フォームに入力した
データを保存することができますので、発達障害のある対象者にあわせて
当人オリジナルのファイルとして加工し保存することができます。
例えば、発達障害のある本人がつまずきやすい点をチェックして
伝える上で活用出来ますし、発達障害のある方の就業に関する支援機関・
電話番号・メモ、担当者名・住所などを記載することができます。

動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構