契約社員ハンドブック-東京都の雇用就業に関する総合WEBサイト
正社員と契約社員の違い、契約内容の確認、雇用契約の更新と終了、母性保護と
育児休業・介護休業、雇用保険と社会保険などの実態が扱われています。
TOKYOはたらくネットによる資料だから安心
実際の調査や労働相談、雇用管理の傾向を元に作成
契約内容の確認や雇用契約の更新など具体的
「契約社員ハンドブック」は、TOKYOはたらくネットの労働相談・
労働情報サイトの資料で、PDFファイルを自由にダウンロードして
参考にすることが出来ます。
今日、就業形態が多様化し、パートタイマー・派遣労働者・契約社員などの
いわゆる非正規労働者は、全労働者の3分の1を超え、多くの職場で
欠かせない人材となっています。
一方で、雇止め、契約期間中の解雇など非正規労働者が関係した
労働トラブルが増加していますが、「契約社員ハンドブック」では、
契約社員を取り巻く問題について、分かりやすくまとめられています。
ハンドブックでは、以下の内容について扱われています。
1 「契約社員」のプロフィール
2 正社員と契約社員の違いとは
3 契約内容を確認しよう
4 年俸制・裁量労働
5 母性保護と育児休業・介護休業
6 雇用契約の更新・終了
7 雇用保険と社会保険
8 労働組合に加入する
まず、「1『契約社員』のプロフィール」では、契約社員、正社員、
派遣労働者、パートタイマー、嘱託社員の違いについての概要が
簡単に説明されています。
また、「『契約社員』は全従業者の1割、非正規労働者全体では4割」にて、
労働者の比率について、さらに、「『販売業務』が最も多く、次いで
『専門的・技術的業務』」では、職種について扱われています。
他にも、「正社員への転換制度は?」にて、正社員転換制度がある事業所の
割合などについても取り上げられています。
「2 正社員と契約社員の違いとは」では、「正社員という働き方」にて、
「正社員の特徴① 長期雇用制度」「正社員の特徴② 年功賃金制度」が
取り上げられています。
また、「契約社員という働き方」にて、「契約社員」の様々な特徴が
浮き彫りにされています。ちなみに、「契約期間は『1 年以下』が大多数」
「賃金水準」「契約社員に対する企業のニーズ」「契約社員を選んだ理由」
「雇止めに関わるトラブルについて」「厚生労働省も雇い止めトラブルを問題視」
などの項目が準備されています。
「3 契約内容を確認しよう」では、「契約社員にも労働法は適用されます」
「『業務請負契約』や『業務委託契約』に注意」「名称ではなく実態で判断」
などの項目にて、注意事項が分かりやすく説明されています。
他にも、「『偽装請負』は法律違反」や、「契約を結ぶときは」にて、
「書面を取っておこう。もらえなければ請求しよう」「労働基準法では、
労働契約を結ぶときに労働者に労働条件を明らかにすることを、
使用者に対して義務付けています。」「明示すべき労働条件」や、
「渡された書類はしっかりと保管」などの注意点が示されています。
さらに、「有期労働契約を結ぶ際の注意点」として、「契約期間の制限」
「更新についても明確化する必要性」「契約内容の変更には労使の同意が必要」
「労働条件が約束と違っていた場合には、労働者は、ただちに労働契約を
解除することができます。」という内容が示されています。
「4 年俸制・裁量労働」では、「年俸制とは」「増加する年俸制適用者」「残業・
休日出勤の取扱いに注意」「こんな場合には割増賃金の支払いが必要です」
「年俸制の場合の時間単価計算は?」「時間外労働の例外『みなし労働時間制』」
「深夜業・休日に関する規定は適用されることに注意」などの項目が
準備されています。
「5 母性保護と育児休業・介護休業」では、「有期雇用労働者にも適用される制度」
「母性保護に関する規定」「育児・介護休業法の定める両立支援規定」
「一定の条件付きで有期雇用労働者に適用される制度」について扱われています。
「6 雇用契約の更新・終了」では、「雇用契約期間途中の退職・解雇について」
「契約更新時のトラブル防止のために」「雇止めの有効性について裁判では
どう判断されているか?」が取り上げられています。
「7 雇用保険と社会保険」では、「雇用保険」にて「雇用保険に加入できる条件は」
「雇用保険の基本手当とは」「『遡及加入』の手続もあります」などの内容が
扱われています。
また、「社会保険」にて「社会保険に加入できる条件は」「健康保険加入のメリット」
「厚生年金加入のメリット」などについて示されています。
「8 労働組合に加入する」では、「契約社員にも、労働組合を結成する権利や、
労働組合に加入する権利があります」「どこに相談するか」
「組合には団体交渉権があり法律で保護されています」や、
困ったときの相談窓口について紹介されています。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:東京都産業労働局雇用就業部労働環境課
発達障害って、なんだろう?(政府広報オンライン)
広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などで、コミュニケーションが
苦手な方に対して周囲の人たちがどのように理解し支援できるか示されています。
政府広報オンラインの情報だから安心できる
「理解・気づく・配慮・相談」とステップ毎に見やすい
具体的な事例や挿し絵などで説明が分かりやすい
「発達障害って、なんだろう?」は、政府広報オンラインホームページで、
「発達障害」について分かりやすく説明されています。
ホームページでは、以下の4つの項目から構成され、それぞれの項目について
定義や事例を取り上げて分かりやすく紹介されています。
「理解する ~発達障害って何だろう?~」
「気づく ~気になる行動はありませんか~」
「配慮する ~一人一人の特性を理解しよう~」
「相談する ~適切な療育につなげるために~」
まず、「理解する ~発達障害って何だろう?~」では、発達障害についての
定義や特徴について、図を示しながら分かりやすく説明されています。
例えば、他人との関係やコミュニケーションなどが苦手、優れた能力が発揮される
ケース、周りから理解されにくい、周りの「気づき」、「適切なサポート」、
「理解」が必要であることが示されています。
また、「広汎性発達障害」「自閉症」「アスペルガー症候群」
「注意欠陥多動性障害(AD/HD)」「学習障害(LD)」についての説明や、
具体的な事例なども紹介されています。
次に、「気づく ~気になる行動はありませんか~」では、発達障害に
気づくためのポイントが紹介されていますが、「人との関わり方」
「コミュニケーション」「イマジネーション・想像性」「注意・集中」
「感覚」「運動」「学習」「情緒・感情」などが取り上げられています。
続いて、「配慮する ~一人一人の特性を理解しよう~」では、各人の特徴に
応じた配慮や支援などの、基本的なポイントが示されています。
ちなみに、「できたことをほめる/できないことを叱らない」
「視覚的な情報を提示して説明する」「安心できる環境を整える」
「説明や指示は短い文で、順を追って、具体的に」
「善悪やルールをはっきりと教える」「発達障害の子ども(人)を温かく見守る」
などが具体的に扱われています。
他にも、「相談する ~適切な療育につなげるために~」では、
気になる場合に早めに障害に気づき、適切な療育につなぐための方法や、
「発達障害者支援センター」「発達障害情報・支援センター」
「発達障害教育情報センター」が紹介されています。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:政府広報オンライン(内閣府大臣官房政府広報室)
労働者派遣事業報告書-記入のポイント
年度報告(様式第11号)、6月1日現在の状況報告(様式第11号-2)、
関係派遣先派遣割合報告書(様式第12号-2)の記載例をダウンロードできます。
厚生労働省ホームページの記入のポイントだから安心
変更内容や新設の様式がすぐに分かる
書き方の記入例が分かりやすくてとても便利
「労働者派遣事業報告書-記入のポイント」は、厚生労働省ホームページの
「労働者派遣事業業務取扱要領・様式・各種報告書」からダウンロードできる
PDFファイルで、書き方の記入例が分かりやすく示されています。
「記入のポイント」では、以下の書類についての主な変更内容や記載例が
紹介されています。
1.「労働者派遣事業報告書(年度報告)様式第11号」
【報告期限】事業年度経過後1月以内
2.「労働者派遣事業報告書(6月1日現在の状況報告)様式第11号-2」
【報告期限】6月30日
3.関係派遣先派遣割合報告書 様式第12号-2
【報告期限】事業年度経過後3月以内
4.法改正に伴う政令業務の条番号・号番号の対比表
また、記入する上での注意事項が分かりやすく説明されています。
例えば、「『常時雇用される労働者』とは、・期間の定めなく雇用されている者
・期間を定めて雇用されている者であって、その雇用期間が反復継続されて
事実上期間の定めなく雇用されている者と同等のもの。」との説明があります。
他にも、「『常時雇用される労働者以外の労働者』とは左記以外常時雇用される
労働者の定義に該当しない労働者。」や、「『日雇派遣労働者』とは
日々又は30日以内の期間を定めて派遣元事業主に雇用される者。」とあります。
さらには、「労働者派遣の料金」欄の「1日(8時間当たり)の額(円)」にて、
「報告対象期間中、派遣先から得た1人1日当たり平均の料金。ただし、
1日8時間業務に従事した場合の料金を算定して記入します。計算式は<C>参照。
(間違いやすい例)× 1ヶ月当たりの料金を記入。× 1時間当たりの料金を記入。」
とあるように、間違いやすい事例を取り上げて注意を促していますので、
迷わずにすみます。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:厚生労働省