中小零細規模事業場集団リスクアセスメント実施事例集
リスクアセスメントについての具体的な考え方や取り組み方が紹介され、
さまざまな企業での実施例が参考になるPDFファイルで、ダウンロードできます。
厚生労働省のリスクアセスメント実施事例集だから安心
リスクの見積りや低減措置の仕方の説明が分かりやすい
さまざまな業界の実施例が参考になる
「中小零細規模事業場集団リスクアセスメント実施事例集」は、
リスクアセスメントの概要や具体的な実施方法が紹介されている
PDFファイルで、厚生労働省ホームページからダウンロードして
参考にすることが出来ます。
まず、「実施事例集」では、以下の項目が準備されていますが、
その中でも、実施事例が写真なども掲載され具体的に
説明されていますので分かりやすくて便利です。
1.リスクアセスメントの目的と実施手順
2.実施事例
(1)食料品製造業
(2)金属製品製造業
(3)木材・木製品製造業
(4)一般機械器具製造業
(5)その他
また、「リスクアセスメントの目的と実施手順」では、
「危険性又は有害性の特定」「リスクの見積り」「リスクを低減するための
優先度の設定」「リスク低減措置の検討」「優先度に対応したリスク
低減措置の実施」「リスクアセスメントの結果や実施措置の記録と
ノウハウを蓄積」などについても分かりやすく説明されています。
他にも、「リスク見積りの方法」も以下のように具体的に記述されていますので
参考にすることができます。
(1)負傷又は疾病の重篤度の区分
(2)負傷又は疾病の発生の度合の区分
(3)リスクの見積り
(4)リスクの程度に応じた対応措置(優先度の決定)
さらに、「リスク低減措置の検討及び実施」では、安全衛生対策の
優先順位が以下のように明確にされ分かりやすく説明されています。
「1.本質的対策」では、
危険作業をなくすか見直しにより、仕事の計画段階からの除去又は
低減の措置を取る。
「2.工学的対策」では、
機械・設備の防護板の設置・作業台の使用などの設備的対策を行う。
「3.管理的対策」では、
教育訓練・作業管理等の管理的対策を行う。
「4.個人用保護使用」では、
保護手袋など個人用保護具を使用する。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:労働基準局安全衛生部安全課 物流・サービス産業・マネジメント班
リスクアセスメントの実施に係る自己点検表
職場の安全衛生の確保に役立てるためのチェックシートで、潜在的な危険性や
有害性の特定、リスクの見積りやリスク低減するために役立てることができます。
中央労働災害防止協会のチェックシートだから安心
自己点検の仕方と活用方法が把握しやすい
チェックリストの解説が分かりやすい
「リスクアセスメントの実施に係る自己点検表」は、職場において
リスクアセスメントを実施する際に、基本的な内容に問題がないかどうかを
自己点検するためのチェックリストのPDFファイルで、ダウンロードして
活用することが出来ます。
ダウンロードできる「リスクアセスメントの実施に係る自己点検表」では、
「基本事項」「手順1 危険性又は有害性の特定」「手順2 手順1の
リスクの見積り」「手順3 リスク低減措置の検討」「手順4 リスク
低減措置の実施」「手順5 リスクアセスメントの実施後の管理」などの
項目が準備されています。
また、具体的な内容としては、「事業者が最高責任者としてリスクアセスメントに
取組んでいますか。」「実際のリスクアセスメントの実施には管理監督者のほか、
関係する労働者も参加していますか。」「労働災害を引き起すおそれのある
危険性又は有害性を分類したリストをもとに特定していますか。」などの
チェック項目に対して、「はい、いいえ」を選択して自己点検評価する
形式になっています。
他にも、ホームページでは、「自己点検のしかたと活用」について、
「誰が点検するか」「いつ点検するか」「どのように点検するか」
「改善に結びつけよう」という項目が準備され、具体的にどのような
取り組み方をすればよいのかが分かりやすく説明されています。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:中央労働災害防止協会
リスクアセスメントを始めてみませんか!
リスクアセスメントとは何か? なぜ必要か? また、目的や効果について
分かりやすく説明し、エクセルシートを自由にダウンロードすることが出来ます。
厚生労働省 大阪労働局のリスクアセスメントだから安心
エクセルのリスクアセスメントシートで簡単に使える
マトリックス方式・かけ算方式・たし算方式も包含
「リスクアセスメントを始めてみませんか!」は、リスクアセスメントとは?
リスクアセスメントはなぜ必要か?、目的や効果について分かりやすく
説明している「厚生労働省 大阪労働局」のホームページで、
PDFファイルやエクセル表を自由にダウンロードすることが出来ます。
まず、リスクアセスメントとは、職場に潜んでいる危険性や有害性と
労働災害につながる可能性や度合いを見積・評価し、また、対策の優先度や
対策方法の検討、および実施のための手法で、分かりやすく説明されています。
また、ダウンロードできるリーフレットでは、KY活動(危険予知活動)と
リスクアセスメントの違いについてや、リスク低減対策を行なう上での
大切なポイントなどが紹介されています。
他にも、ダウンロードできるエクセルシートのファイルとして、
「リスクアセスメント見積・評価記録表」などが準備されています。
そのエクセルファイルでは、「ケガの程度、ケガの可能性、頻度、総点数、
リスクレベル、優先度」などの幾つかの項目が表形式で記述されています。
例えば、「ケガの程度」では、死亡、重篤:10点、休業災害:6点、不休災害:3点、
微傷災害:1点 や、「ケガの可能性」では、確実である:6点、可能性が高い:4点、
可能性がある:2点、ほとんどない:1点 、「頻度」では、1日に何度も:4点、
1週間に1回:2点、めったにない:1点 として見積や評価する形式になっています。
さらに、「総点数、リスクレベル、優先度」では、それぞれの点数に応じて
レベルや優先度が判定され、Ⅳ:直ちにリスク低減措置を講じる、
Ⅲ:速やかにリスク低減措置を講じる、Ⅱ:何らかのリスク低減措置が必要、
Ⅰ:必要に応じてリスク低減措置を実施、などに分類されます。
そして、「危険有害要因、発生のおそれのある災害、現存リスク(ケガの程度、
ケガの可能性、頻度、総点数、リスクレベル)、優先順位、対策の内容、
改善後のリスクレベル(ケガの程度、ケガの可能性、頻度、総点数、リスクレベル)、
改善期限、改善確認日」 の表の中に入力する仕組みとなっています。
ちなみに、「かけ算方式」の見積・評価シートでは、
「総(リスク)数 = ケガの程度 × ケガの可能性 × 頻度」で、
「たし算方式」の見積・評価シートでは、
「総(リスク)数 = ケガの程度 + ケガの可能性 + 頻度」となっています。
【ダウンロードファイル(PDF/エクセル)】
1.リスクアセスメント見積・評価シート参考モデル(かけ算方式)
2.リスクアセスメント見積・評価シート参考モデル(たし算方式)
3.リスクアセスメント見積・評価シート参考モデル(マトリックス方式)
4.年間安全衛生管理計画モデル
5.リスクアセスメントを始めてみませんか リーフレット
6.危険性又は有害性等の調査等に関する指針 リーフレット
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:厚生労働省 大阪労働局