労災保険の特別加入制度のしおり(特定作業従事者用)
「特定農作業従事者」「指定農業機械作業従事者」など特定作業従事者用の
労災保険の特別加入制度についてのパンフレットで、自由にダウンロードできます。
厚生労働省のしおりだから安心
従事する業務の加入者の範囲が項目ごとで分かりやすい
保険料や保険給付・特別支給金の一覧表が便利
「特別加入制度のしおり(特定作業従事者用)」は、
「特定農作業従事者」「指定農業機械作業従事者」「家内労働者及びその補助者」
「国または地方公共団体が実施する訓練従事者」「労働組合等の常勤役員」など
特定作業従事者用の労災保険の特別加入制度についてのガイドで、
加入者の範囲、加入手続、給付基礎日額・保険料などの説明や、
書類の書き方の記入例が記述され、厚生労働省のホームページから
ダウンロードできます。
まず、しおりでは以下の項目が準備されています。
1.特別加入者の範囲
2.特別加入の手続き
3.加入時健康診断
4.業務災害の防止に関する措置
5.給付基礎日額・保険料
6.補償の対象となる範囲
7.保険給付・特別支給金の種類
8.支給制限
9.特別加入者としての地位の消滅
・ 様式記載例
1.「特別加入者の範囲」では、以下の業務に従事する方について、
項目ごとに分かりやすく説明されています。
(1)特定農作業従事者
(2)指定農業機械作業従事者
(3)国または地方公共団体が実施する訓練従事者
(4)家内労働者及びその補助者
(5)労働組合等の常勤役員
2.「特別加入の手続き」では、
「新たに特別加入団体をつくって申請する場合」や、
「すでに特別加入を承認されている団体を通して加入する場合」が
提出する申請書類や提出先について記述されています。
3.「加入時健康診断」では、
「加入時健康診断が必要な場合」、「手続方法」
「特別加入が制限される場合」「保険給付を受けられない場合」について
説明されています。
4.「業務災害の防止に関する措置」では、
あらかじめ業務災害の防止について取るべき措置や、
守るべき事項について示されています。
5.「給付基礎日額・保険料」では、
「給付基礎日額」「保険料」「第2種特別加入保険料率」の
一覧表が示されています。
6.「補償の対象となる範囲」では、
「業務災害」として、①特定農作業従事者、②指定農業機械作業従事者、
③国または地方公共団体が実施する訓練従事者、④家内労働者等、
⑤労働組合等の常勤役員、⑥介護従事者 が行う事業の説明や、
「通勤災害」について記述されています。
7.「保険給付・特別支給金の種類」では、
保険給付の種類として、「療養補償給付・療養給付」
「休業補償給付・休業給付」「障害補償給付・障害給付」
「傷病補償年金・傷病年金」「遺族補償給付・遺族給付」
「葬祭料・葬祭給付」「介護補償給付・介護給付」や、
支給事由、給付内容、特別支給金、具体的な例
(給付基礎日額1万円の場合)が一覧表として示されています。
8.「支給制限」では、
特別加入者の故意または重大な過失などによって発生した場合や、
保険料の滞納期間中に生じた場合などの支給制限について説明されています。
9.「特別加入者としての地位の消滅」では、
「脱退により消滅する場合」「自動的に消滅する場合」
「取消しにより消滅する場合」について説明されています。
・ 「様式記載例」では、
「労働災害補償保険 特別加入申請書(一人親方等)」
「労働災害補償保険 特別加入に関する変更届/特別加入脱退申請書」
「労働災害補償保険 特別加入時健康診断申請書」について、
分かりやすく具体的な書き方の記入例が示されています。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:厚生労働省 労働基準局労災補償部補償課
平均賃金はどうやって計算する?
厚生労働省 神奈川労働局 労働基準部 賃金課のHPで、平均賃金の意味や、
期間と日数と金額からの賃金総額と平均賃金の計算方法が紹介されています。
厚生労働省 神奈川労働局 労働基準部の説明だから安心
幾つかの事例にもとづいて実際の計算を紹介
さまざまな状況での基準となる労働基準法の記載
「平均賃金はどうやって計算する?」は、厚生労働省 神奈川労働局
労働基準部 賃金課のホームページで、平均賃金の計算が必要とする場面や、
計算方法、計算の実例などが紹介されています。
まず、「平均賃金」の説明として、労働基準法等で定められている手当や補償、
減給制裁の制限額を算定するときなどの基準となる金額で、労働者の生活保障を
目的としているので、労働者の1日当たりの賃金に近いものとします。
また、平均賃金の計算方法は、「事由の発生した日以前3か月間(算定期間)に
その労働者に対し支払われた賃金の総額を、期間の総日数で除した金額です。」
(労基法第12条第1項)
続いて、「平均賃金の計算はこんなときに」では、平均賃金を算定の基礎とする、
以下の場面が紹介されています。
(1)解雇予告手当 - 平均賃金の30日分以上(労基法第20条)
(2)休業手当 - 1日につき平均賃金の6割以上(労基法第26条)
(3)年次有給休暇の賃金(労基法第39条)
(4)労働者の災害補償等(労基法第76条から82条、労災保険法)
(5)減給制裁の制限額(労基法第91条)
(6)じん肺管理区分による転換手当 - 平均賃金 の30日分または60日分
(じん肺法第22条)
さらに、「実際の計算」事例として、
期間と日数と金額からの賃金総額と平均賃金の計算方法が示されています。
(事例1)解雇予告手当の場合:
3月31日付けで労働者を解雇するのに、3月20日に解雇通告をした。
・賃金締切日は毎月15日
・過去3ヶ月賃金の取り方 締切がある場合締切日ごとに、通勤手当、
皆勤手当、時間外手当など諸手当を含み税金などの控除をする前の額
(賃金総額)
(事例2)雇入後の期間が短い者を減給制裁する場合:
入社日が4月10日で、5月に3回の遅刻をし、就業規則に基づき平均賃金の
1日分の半額の減給制裁をしたい。(遅刻3回で1回のペナルティーと
規定がある場合)
・賃金締切日は月末 賃金支払日は毎月10日
・減給制裁を行うことを本人に伝えたのは6月3日
・平均賃金の算定期間の取り方 制裁の意思表示が伝わった日の直前の締切日
から遡るが、算定期間が3か月に満たないので、入社日以降を算定期間とする
他にも、「算定事由の発生した日とは」「以前3か月間とは」「賃金の総額とは」
「日々雇い入れられる者(日雇労働者)」「日雇労働者の平均賃金の計算方法」
「原則で算定できない場合、原則で算定すると著しく不適当な場合」などの項目が
準備されています。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:厚生労働省 神奈川労働局 労働基準部 賃金課
労災保険 - 特別加入制度のしおり(一人親方その他の自営業者用)
一人親方やその他の自営業者の労災保険の特別加入制度についてのガイドで、
厚生労働省ホームページから自由にダウンロードして参考にすることが出来ます。
厚生労働省のパンフレットだから安心して信頼できる
加入者の範囲・手続き・支給制限などの必要な項目を網羅
図表付きの説明や具体的な書き方の記入例が便利
「特別加入制度のしおり(一人親方その他の自営業者用)」は、
労働者を使用しないで事業を行なう一人親方や、その他の自営業者などの
労災保険の特別加入制度についてのパンフレットで、加入者の範囲、加入手続、
給付基礎日額・保険料などの説明や、書類の書き方の記入例が
PDFファイルに記述され、厚生労働省ホームページからダウンロードできます。
まず、労災保険は従業員など労働者の業務災害や通勤災害に対して補償する
制度ですから、「一人親方」は事業主にあたり保険加入の対象になりません。
しかし、建設業などの一人親方の実態は労働者に近いものがありますので、
労働者に準ずる一定の方に対して特別に任意加入を認めているのが、
「一人親方労災保険特別加入制度」です。
なお、しおりでは以下の項目が準備されています。
1.特別加入者の範囲
2.特別加入の手続き
3.加入時健康診断
4.業務災害の防止に関する措置
5.給付基礎日額・保険料
6.補償の対象となる範囲
7.保険給付・特別支給金の種類
8.支給制限
9.特別加入者としての地位の消滅
・ 様式記載例
1.「特別加入者の範囲」では、
一人親方その他の自営業者およびその事業に従事する方について、
項目ごとに分かりやすく説明されています。
2.「特別加入の手続き」では、
「新たに特別加入団体をつくって申請する場合」や、
「すでに特別加入を承認されている団体を通して加入する場合」の
提出する書類や提出先について説明されています。
3.「加入時健康診断」では、
「加入時健康診断が必要な場合」や「手続方法」
「特別加入が制限される場合」「保険給付を受けられない場合」について
記述されています。
4.「業務災害の防止に関する措置」では、
あらかじめ業務災害の防止について取るべき措置や、
守るべき事項について示されています。
5.「給付基礎日額・保険料」では、
「給付基礎日額」「保険料」や、「第2種特別加入保険料率」が
一覧表として示されています。
6.「補償の対象となる範囲」では、
「業務災害」として、①個人タクシー業者、個人貨物運送業者、
②建設業の一人親方等、③漁船による自営漁業者、④林業の一人親方等、
⑤医薬品の配置販売業者、⑥再生資源取扱業者、⑦船員法第1条に規定する
船員が行う事業の説明や、「通勤災害」について記述されています。
7.「保険給付・特別支給金の種類」では、
保険給付の種類として、「療養補償給付・療養給付」
「休業補償給付・休業給付」「障害補償給付・障害給付」
「傷病補償年金・傷病年金」「遺族補償給付・遺族給付」
「葬祭料・葬祭給付」「介護補償給付・介護給付」や、
支給事由、給付内容、特別支給金、具体的な例 が一覧表で示されています。
8.「支給制限」では、
特別加入者の故意、重大な過失などによる場合、または、
保険料の滞納期間中などによる支給制限について記述されています。
9.「特別加入者としての地位の消滅」では、
「脱退により消滅する場合」「自動的に消滅する場合」
「取消しにより消滅する場合」について説明されています。
・ 「様式記載例」では、
「労働災害補償保険 特別加入申請書(一人親方等)」
「労働災害補償保険 特別加入に関する変更届/特別加入脱退申請書」
「労働災害補償保険 特別加入時健康診断申請書」について、
具体的で分かりやすい書き方の記入例が示されています。
動作OS : Windows 7 / Vista / XP
作成者 : 厚生労働省 労働基準局労災補償部補償課