O_dan(河川定期横断測量データの修正・加工・水理計算プログラム)
「河川定期縦横断データ作成ガイドライン(国土交通省河川局)に準拠し、
横断測量数値データ表示や、河川計画業務の基礎的な情報を算定できます。
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「O_dan(河川定期横断測量データの修正・加工・水理計算プログラム)」は、
国土交通省河川局の「河川定期縦横断データ作成ガイドライン」に準拠し、
河川計画業務のための基礎的な情報を算定できるフリーソフトです。
まず、横断測量数値データを画面に表示し、データの修正や加工を行なうことが
できますし、データを利用して水理計算などが可能となっています。
例えば、画面上の断面で設定した水位に対応する流量の算定や、
指定した出発断面から最上流端までの各断面にて、設定流量に対応する
水面形状の計算ができます。
他にも、横断形状や樹木群繁茂状況から顕著な流速差が生じると考察される
位置にて断面を分割し、設定流量に対応した水面形状を算定することができます。
ちなみに、「平均河床高の算定方法」「等流計算の算定方法」
「不等流計算の算定方法」「準二次元不等流計算の算定方法」などが
計算式を交えて紹介されていますので、参考にすることができます。
また、画面上では、「距離標、測点No.、地点名、凡例S、距離L、地盤高H」、
「流心間距離、左岸距離杭高、右岸距離杭高、左岸水際杭、右岸水際杭、
測点数、左岸堤防法尻、左岸堤内地平均、右岸堤防法尻、右岸堤内地平均、
河川構造物フラグ、測量年月日」、「境界No.、粗度、樹木高、樹木上粗度、
混合係数f、混合係数f'」などの項目が準備されています。
さらに、サンプルデータが添付されていますので、データの構造や内容などを
参考にすることができます。
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動作OS:Windows 8 / 7 / Vista
作成者:酒井 佳治
土質定数加重平均値の算出計算書
Microsoft Excelで動作する無料のソフトで、土質定数の加重平均値の計算が
でき、仮設土留めや推進延長計算などで利用することができます。
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「土質定数加重平均値の算出計算書」は、マイクロソフトエクセル上で動作する
フリーソフトで、土質定数の加重平均値を算出することが出来ますが、
仮設土留めや推進延長計算などで利用することができます。
使い方は簡単で、加重平均算出計算書の水色表示セル部分の「土質区分、
層厚(m)、N値(回)」などに必要なデータを入力および設定するだけで、
「加重合計、平均値」が自動的に計算されます。
また、「自立高計算」シートは、「加重平均」シートのデータを基にして
計算されます。
ちなみに、「加重平均算出計算書」では、「土質区分、層厚(m)、深度(m)、
N値(回)、単位重量γ(KN/m3)、内部角φ(度)、粘着力C(KN/m2)」や、
「指定高さの加重平均値」として、「加重合計、平均値」などの項目が
準備されています。
一方、「自立高さの計算結果表」では、「ボーリング孔NO、検討掘削深(m)、
土の単位体積重量γ(KN/m3)、土の内部摩擦角φ(度)、土の粘着力C(KN/m2)、
自立高さ(Hc1)上載荷重有り(m)、自立高さ(Hc2)上載荷重Q=0(m)、
ヒービング安定係数≦3.14(m)」などの項目が準備されています。
他にも、「自立高さの計算」と「ヒービングの安定計算」の計算式が
紹介されていますので参考にすることができます。
1)自立高さの計算
a.地山の自立高さは次式で計算を行う。
Hc1 = 2 × C / r × tan(45°+ φ/2)- Q/r
Hc:地山の自立高さ(m)
C:土の粘着力(KN/m2)
φ:土の内部摩擦角(度)
r:土の単位体積重量(KN/m3)
Q:上載荷重(10.0KN/m2)
b.地山の自立高さは次式で計算を行う。
Hc2 = 2 × C / r × tan(45°+φ/2)
2)ヒービングの安定計算
Nb = (r × H + Q)/C ≦ 3.14
Nb:安定係数
H:掘削深さ
C:土の粘着力(KN/m2)
r:土の単位体積重量(KN/m3)
Q:上載荷重(10.0KN/m2)
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動作OS:Windows 8 / 7 / Vista (Microsoft Excel)
作成者:(株)北斗プラン
入力シート土現様式
マイクロソフトエクセル上で動作するフリーソフトで、土現様式の入力シートに
データを設定すると、「土木現業所(建設管理部)」の様式を作成できます。
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「入力シート土現様式」は、Microsoft Excelで動作する無料のソフトで、
土現様式の入力シートに必要なデータを設定すると、「土木現業所
(建設管理部)」でのさまざまな様式の書類を簡単に作成することができます。
建設現場では、土木工事施工計画書、安全管理、工事標識書類など
実にさまざまな書類の作成および提出が必要となりますが、本ツールを
利用すると、基本データを入力するといろんな書式の書類へ反映されますので
書類を作成する手間を軽減することが出来ます。
ちなみに、「入力シート」にて設定する項目としては、
以下のような内容が準備されています。
「施工年度、工事名、工事番号、工事の種類、工事概要、工期、
契約金額うち消費税、工事場所、発注者、TEL、監督員氏名、携帯、主任監督員、
総括監督員、請負者、住所、社名、代表取締役、電話、現場代理人、携帯、
主任技術者、携帯」
そして、作成可能な書類は以下のとおりですが、ダウンロードされるファイルは
テスト版に付き、使用可能なファイルに制限があるようです。
「施工計画書、品質管理、出来形管理、工事旬報、協議簿、承諾願い、
段階確認・立会、社内検査報告、資材検収簿、出来形測定1測、出来形測定3測、
竣工書類、高度技術・創意工夫、シュミット試験、温度管理、工事標識、
施工体制台帳他、機械持込・点検表、通勤車両運行届、安全訓練、
災害防止・記録簿、新規入場者教育、KY・日誌・点検、作業手順書、
安全パトロール、協会安パト配布用、出勤簿、過積載防止計画」
ちなみに、「工事旬報」では、「監督員確認、総括監督員、主任監督員、
提出年月日、請負人・現場代理人氏名、工事番号、工事名、監督員氏名、月日、
曜日、予定、工種・施工内容、実績、変更実施内容、天候、特記事項、
先月末の出来高、現在の出来高」などの項目が準備されています。
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動作OS:Windows 8 / 7 / Vista (Microsoft Excel 2003以上)
作成者:マサミ