MARION200X（三次元骨組構造計算）
鉄骨構造の骨組構造計算ができるフリーソフトで、「DXFIN」にてAutoCADで
データを作成しDXFからの読込みや、「DXFOUT」で3D・CADが出力できます。
節点・部材・集中荷重・分布荷重などを図形描画できる 計算実行の際に入力情報の不整合を発見＆修正しやすい AutoCADデータの読込みと三次元CAD出力にも対応
「MARION200X（三次元骨組構造計算）」は、鉄骨構造の骨組構造計算が
できる無料のソフトです。
まず、「基本設定」では、「節点数、部材数、境界節点数、集中荷重数、
分布荷重数、材料数」、「材料特性」として「縦弾性係数、横弾性係数」、
「許容応力」として「F値、許容引張・曲げ（応力度）、許容応力度割増係数」、
「自重負荷計算」として「比重、荷重方向」などの項目が準備されています。
また、「基本設定」画面にて設定すると、「入力-節点座標」画面が表示され、
節点座標「X,Y,Z」を設定することが出来ます。
さらに、「入力-部材」画面では、部材「始点、終点、材料、y軸方向」を
設定することが出来ます。
「入力-境界節点」画面では、節点座標「節点、X、Y、Z、XR、YR、ZR」を、
「入力-節点荷重」画面では、節点荷重「節点、X、Y、Z、XM、YM、ZM」を
「入力-部材分布荷重」画面では、分布荷重「y軸回り：部材、始点側、終点側、
方向」と「z軸回り：部材、始点側、終点側、方向」を設定することが出来ます。
他にも、「材料特製の入力」画面が表示され、
材料特製「断面サイズ、A、Iy、Iz、J、Zy、Zz、i」を設定することが出来ます。
続いて、「計算実行」ボタンのクリックで計算されますが、もしも入力情報に
不整合がある場合には、「接続部材のナイ架空節点があります。修正を推奨します」
などの修正を促すメッセージが表示されますので親切です。
「DXFIN」機能では、AutoCADで作成したデータDXFファイルからの読み込みが
できますし、さらに、「DXFOUT」機能では、「節点番号、節点マーク、集中荷重、
分布荷重、y軸方向、部材番号、境界マーク、集中荷重値、分布荷重値、変異図」
などを、DXFデータに変換し３Ｄ・CAD出力ができます
動作OS：Windows 7 / Vista / XP （.NET Framework 2.0）
作成者：くも
鉄骨一図 Pro
構造計算データを基にして構造図、パース、重量表を自動的に作成可能なフリー
ソフトで、伏図・軸組図・架構詳細図・部材/継手リスト等の作成ができます。
鉄骨構造計算dataから伏図/軸組図/架構詳細図等を作成 配置変更にて芯ズレ・芯合わせ・レベル合わせ等に対応 読み込みデータをパースで確認可能「鉄骨一図 Pro」は、一般図、詳細図、トン数など、構造計算データを
再利用し作業の効率化をはかることができる無料のソフトで、伏図・軸組図・
架構詳細図・部材リスト・継手リスト等を作成することができます。
全体的な構成は、「物件確定」機能として「構造計算データ読込み、
既存データ選択、外部データ読込み」、「表示」機能として「構造図、
パース、重量表」、「調整」機能、「出力」機能として「ＣＡＤデータ作成、
外部データ作成」などの項目が準備されています。
「物件確定」では、「構造計算データ読込み」「既存データ選択」
「外部データ読込み」機能にて、物件を設定することが出来ます。
ちなみに、構造計算ソフトのデータとして「ユニオンシステム（株）－Super
Build/SS3」「（株）構造システム－BUS-5」「（株）構造ソフト－BUILD.一貫Ⅳ」
などを読み込んで、物件データを作成します。
また、「構造図」では、「作図仕様の変更」「構造図（伏図／軸組図／
架構詳細図／部材リスト／継手リスト）」の出力ができます。
他にも、「パース」表示にも対応していて、実際に人が見えるような
三次元表示でデータを確認することが出来ますので便利です。
さらに、「重量表」では、「柱、梁、ブレースの部位ごとの重量表示」や、
「ボルトの種類や重量の表示」を行います。
続いて、「調整」では、「ブレースリスト、階（階変更／階高／階高変更）」、
「通り（通り変更／通り属性）」、「配置（柱、梁、ブレース）」の
データ変更を行います。
動作OS：Windows 7 / Vista / XP
作成者：（株）カルテック
木造住宅設計監理手数料
マイクロソフトエクセル上で動作するフリーソフトで、国土交通省告示15条に
基づいて新築工事・設計工事監理業務に関係する書類を作成することができます。
エクセルで新築工事・設計工事監理の重要事項説明書 記入シートへの入力で必要事項が印刷シートへ反映 間違い入力防止やマウスオーバーによる説明が親切「木造住宅設計監理手数料」は、Microsoft Excelで動作する無料のソフトで、
国土交通省（建設省）告示15条に基づく重要事項説明書として、新築工事・
設計工事監理業務に関係する書類を簡単に素早く作成することができます。
基本的な機能としては、「記入シート」「印刷シート」「記載例」「委任状」
「見積書」「請求書①～④」「建監委託」「建監委託文」のエクセルシートが
準備されています。
また、「重要事項説明書」「委任状」「御見積書」「御請求書」「建築設計・
監理業務委託契約書」「建築監理業務委託書」などの書類を作成することが
できます。
使い方は簡単で、「記入シート」へ入力すると「印刷シート」に反映される
仕組みになっていますが、水色セルの赤文字部分で、灰色セルや緑セルは
選択形式となっています。
ちなみに、「受託業務名称、建築主名、建築主住所、建築主〒、建築主Tel、
建設予定地、主要用途、工事種別、規模など、延べ面積」、
「説明する建築士の資格など、支払い方法」、
「契約事務所名、契約時説明者、申請代理者、構造士等補足」
「設計又は工事監理の一部を委託する予定、委託業務の概要、一部受託事務所、
設計業務・建築士、監理業務・建築士、設計聴設備士、監理聴設備士」
「作成する設計図書の種類（設計契約受託の場合）」などの項目が
準備されています。
動作OS：Windows 8 / 7 / Vista （Microsoft Excel）
作成者：飯島 正久