片持階段スラブの計算
Microsoft Excelで動作する無料のソフトで、コンクリート強度・階段/手摺り
壁荷重等を設定し、階段踏面幅当たりの荷重に対して段筋本数を求めます。
エクセルで片持階段スラブの計算ができる
一度に3つのデータを設定可能
スラブに関係する図が分かりやすい
「片持階段スラブの計算」は、マイクロソフトエクセル上で動作する
フリーソフトで、コンクリート強度・階段荷重・手摺り壁荷重などを設定し、
階段踏面幅当たりの荷重に対して段筋本数を求めることが出来ます。
基本的な機能として、入力データ項目は水色表示のセルとなっていて、
「設計階段符号及び材料強度」として、「コンクリート強度Fc、階段荷重、
手摺り壁荷重」などの入力項目が準備されています。
また、「片持ち階段計算」欄では、「階段有効幅(L)」、「手摺高さ(h)、
蹴上げ寸法(b)、踏面寸法(a)、スラブ厚(t)」や、「割増率α」などの
データを設定することが出来ます。
必要なデータを入力すると、一覧表の項目が自動計算されますが、
「階段荷重(w1)、手摺壁荷重(w2)」、
「平均厚 D、J=7*(D-5)/8、階段荷重W、手摺荷重P」
「曲げ応力M、せん断力Q、必要断面積(at)、必要周長(ψt)、
せん断応力度(τ)」
「せん断応力度の検証 (τ< fs)、必要配筋」などのデータがあります。
他にも、「設計条件」として、以下の計算式が記述されています。
階段荷重 W = W1×a(KN/m)
手摺荷重 P = W2×h×a(KN)
応力 M = α(W×L2/2+PL)
Q = α(WL+P)
動作OS:Windows 8 / 7 / Vista (Microsoft Excel)
作成者:(株)フォルム・デザイン
水中ポンプ全揚程の算出
Microsoft Excelで動作する無料のソフトで、設計計算書や配管図を参考にして
必要なデータを入力すると、設計計算書を自動で作成できます。
エクセルでディープウェル水中ポンプの全揚程を計算
必要データの入力で設計計算書を自動的に作成
全揚程と吐出量の水中ポンプ性能曲線付きで分かりやすい
「水中ポンプ全揚程の算出」は、マイクロソフトエクセル上で動作する
フリーソフトで、ディープウェル用水中ポンプの全揚程を簡単に
計算することが出来ます。
基本的な機能としては、「使用方法」「計算書」「水中ポンプ選定(50Hz)」
「水中ポンプ選定(60Hz)」「補助計算」のエクセルシートが準備されています。
まず、「計算書」では、設計条件として、「90°エルボ、逆止弁、仕切弁、
排水管、断面急拡大、ノッチタンク、排水路、揚水管、水中ポンプ」などを
含む”配管図”が表示されていますので、ポンプ選定のためのさまざまな条件を
把握することができます。
また、「井戸番号、井戸内水位Hi(GL-m)、吐出口高さHo(GL+m)」、
「節点記号[始点、終点]、配管径D(mm)、流量Q(m3/min)、記事」
「揚排水管配管長[鉛直方向Lv(m)、水平方向Lh(m)]、
弁体・エルボ・断面急拡大箇所および合流箇所の数量[仕切弁Nsv(個)、
逆止弁Ncv(個)、90°エルボNb(個)、断面急拡大 Nr(ヶ所)、
合流 Ng(ヶ所)]などの項目が準備されています。
他にも、「管内流速」「ポンプ実揚程」「直管部分の摩擦損失揚程」
「形状損失揚程」などについても紹介されています。
特に「形状損失揚程」では、以下の6つの項目と内容が準備されています。
・仕切弁の形状損失揚程
・逆止弁の形状損失揚程
・90°エルボの形状損失揚程
・断面急拡大部の形状損失揚程
・合流部の形状損失揚程
・放流口の形状損失揚程
中でも、「合流部の形状損失揚程」の項では、合流損失係数が
グラフ表示されていますので参考になります。
続いて、「水中ポンプ選定」シートでは、選定条件の他にも、全揚程と吐出量の
水中ポンプ性能曲線の図が添付されていますので参考にすることができます。
動作OS:Windows 8 / 7 / Vista
作成者:水替工法勉強会
採光有効面積計算
住宅等の居室、学校、病院などの採光に関する計算を簡単に行うことができる
フリーソフトで、用途地域・割り合い、床・窓面積等の設定で計算できます。
建築基準法施行令20条に基づく有効採光面積計算
床面積・水平/垂直距離・窓面積等の入力だけでもOK
出力データを簡単に保存できる
「採光有効面積計算」は、建築基準法施行令20条に基づいて、床面積・水平距離・
垂直距離・窓面積・窓仕様などのデータを入力するだけで、採光有効面積の計算を
簡単に行うことができる無料のソフトです。
まず、建築基準法では、住宅の居室だけでなく、幼稚園・小学校・中学校などの
教室や、病院の病室などにおきまして、ある一定以上の採光窓の設置が義務付け
られています。
本ツールでは、その建築基準法に基づく採光有効面積計算を簡単に行なうことが
できます。
使い方は簡単で、画面上の入力欄の「建物名・居室名・床面積・水平距離・
垂直距離・窓面積・窓仕様・道路に面する/面しない」などを設定して、
「用途地域」と「割合」を選択し「計算」ボタンのクリックで素早く
算出することが出来ます。
また、「用途地域」では、「住居系(6d/h-1.4)」「工業系(8d/h-1)」
「商業系(10d/h-1)」が、「割合」としては、1/5,1/7,1/10,1/20などの
項目が準備されています。
他にも、「memo1」ボタンをクリックすると、以下のような区分が
記述されていますので、参考にすることができます。
「住居系」
・第1種低層住居専用地域
・第2種低層住居専用地域
・第1種中高層住居専用地域
・第2種中高層住居専用地域
・第1種住居地域
・第2種住居地域
・準住居地域
「工業系」
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域
「商業系」
・近隣商業地域
・商業地域
・指定のない地域
さらに、「memo2」ボタンでは、以下のような区分と割り合いが
記述されていますので、参考にすることができます。
「1/5」
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教室
・保育所の保育室
「1/7」
・住宅の居室
・病院又は診療所の病室、寄宿舎の寝室又は下宿の宿泊室
・児童福祉施設等の寝室
・児童福祉施設等の居室のうちこれらに入所し、又は通う者に対する保育、
訓練、日常生活に必要な便宜の供与その他これらに類する目的のために
使用されるもの
「1/10」
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教室、
保育所の保育室以外の学校の教室
・病院、診療所及び児童福祉施設等の居室のうち入院患者又は
入所する者の談話、娯楽その他これらに類する目的のために
使用されるもの
「1/20」
・令第百十六条の二 窓その他開口部を有しない居室等
続いて、計算式として、「床面積×割り合い=必要採光面積」なども
紹介されています。
動作OS:Windows 8 / 7 / Vista
作成者:うちけん