圧力損失計算(Flow_Calc for EXCEL)
マイクロソフトエクセル上で動作するシェアウェアで、配管・オリフィス・
バルブなどの圧力損失計算、流量逆算を行うことができます。
エクセルで配管・オリフィス・バルブ等の圧力損失計算
流体は空気・水に対応し、ユーザ定義により追加可能
圧力損失計算の他にも流量逆算にも対応
「圧力損失計算(Flow_Calc for EXCEL)」は、Microsoft Excelで動作する
ソフトで、配管・オリフィス・バルブなどにおける圧力損失計算(空気・水・
油等)を簡単に行うことができます。
基本的な機能としては、「Input、CalcSheet、Graph(P1,P2,DP)、
Graph(V1,Re)、Graph(W,Q)、Graph(A1)、Graph(T1)、計算サンプル」
などのエクセルシートが項目として準備されています。
「Input」シートの共通項目欄では、「流体、質量流量、上流圧、上流温度、
初期配管径」などが扱われ、さらに、「流体」の項目では、「空気、水、湿り空気
(湿度60%)、テラスオイルST32(VG32)」などがあらかじめ準備されています。
続いて、要素欄では、「配管径2、配管長、管内粗さ、Param1、Param2」などの
一覧表が準備されています。
また、「要素候補」の項では、「入口端要素」として、「管入口(突合せ)、
管入口(ベル形状)、管入口(管突出し)、管入口(オリフィス付)」が、
「出口端要素」として、「、管出口(開放)、管出口(オリフィス付)」、
「直管要素」として、「、直管、管摩擦f(=λ/4)入力、矩形ダクト」
「曲管要素」では、「、45度エルボ、90度エルボ、90度直角エルボ、180度ベンド、
ティーズ、任意ベンド」などが、
「径変更要素」では、「、急拡大、漸次拡大、急縮小、漸次縮小、
管径変更(無圧損)」、
「弁要素」としては、「、仕切弁全開、仕切弁3/4開、仕切弁1/2開、仕切弁1/4開、
球形弁全開、アングル弁全開」、
「抵抗要素」では、「Cv値、Av値、Kv値、オリフィス(圧力回復考慮無)、
オリフィス(圧力回復考慮有)、損失係数K(ζ相当)、エネルギ損失指定」、
「その他」の項では、「相当長さ、圧損関数、昇圧関数、ヒータ、圧力指定、
コメント」などの項目が準備されています。
ちなみに、サンプル版の場合は、「直管」「急拡大」「90度エルボ」「ヒータ」
「エネルギ損失指定」「管摩擦f(=λ/4)入力」などの要素を利用することが
できます。
他にも、「CalcSheet」シートでは、「共通」項に「質量流量[W(kg/sec)]」が、
「Sta1」項では、「温度[T1(K)]、圧力[P1(kg/cm^2abs)]、
密度[ρ1(kg/m^3)]、体積流量[Q(m^3/sec)]、粘性係数[μ1(Pa・sec)]、
動粘性係数[ν1(m^2/sec)]、流速[V1(m/sec)]、Re数[Re1]」が、
「Sta2」項では、「流速[V2(m/sec)]」が、
「配管」項では、「配管径1[D1(m)]、配管面積1[A1(m^2)]、
配管長[L(m)]、管内粗さ[e(mm)]、配管径2[D2(m)]、
配管面積2[A2(m^2)]、
「計算項」では、「エネルギー損失[F(J/kg)]、損失係数[K]、
管摩擦係数[f]、圧力損失[DP(kg/cm^2)]、出口圧力[P2(kg/cm^2abs)]
などの項目が準備されています。
さらに、自動グラフ化機能により、「Graph」シートにてグラフ表示されますので
目視で確認することができ便利です。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP (Microsoft Excel)
作成者:Umesuke_GOGO
SPLC
パソコンで簡単にラダー言語シーケンス制御回路が組めるシェアウェアで、
様々な機械・試験装置・計測装置・制御機器などに活用することができます。
パソコンでPLC(プログラムロジックコントローラ)
共有レジスタ経由で他のアプリケーションと連携可能
外部入出力はさまざまなメーカーのDIOに対応
「SPLC」は、ソフトPLC(プログラムロジックコントローラ)の
試用可能なソフトで、簡単にラダー・ロジックを利用した
シーケンス制御回路を組むことができます。
大きな特徴としては、パソコンのキーボードを入力スイッチとして利用し、
簡単な操作でラダー図の編集作業を複数のウィンドウを使用しながら
行うことができます。
また、外部入出力では、インタフェース、ライフトロン、コンテック、
ADLINK製のDIOが最大512点I/Oに対応し、共有レジスタにより他の
アプリケーションとの連携が可能です。
ちなみに、サンテックス社製のメールソフトと連携しメールでレジスタ変更
および参照ができますし、計測機器ソフトを使用しての各種計測制御や、
サウンド制御ソフトを使用すると音楽CDや音楽ファイルの再生制御が
可能となっています。
また、コンパイルとディスコンパイルにて、ニーモニック言語と
ラダー言語との相互変換ができます。
例えば、「レジスタ」では、「内部ビット/保持ビット/内部データ/
保持データ/タイマ/カウンタ/入力/出力/キー入力/特殊ビット/データ/
共有ビット/共有データ」などを使用できます。
「命令語」では、基本命令として、以下のような命令が準備されています。
LD(ロード)/LD NOT(ロード ノット)、
AND(アンド)/AND NOT(アンド ノット)、
OR(オア)/OR_NOT(オア ノット)、
AND LD(アンド ロード)/OR LD(オア ロード)、
EDGE(エッジ)/EDGE NOT(エッジ ノット)、
OUT(アウト)/OUT NOT(アウト ノット)、
KEEP(キープ)/KEEP NOT(キープ ノット)、
TIM(タイマ)、CNT(カウンタ)、RESET(リセット)、
END(プログラムエンド)
「演算命令」としては、以下のような命令が準備されています。
ADD(加算)、SUB(減算)、MUL(乗算)、DIV(除算)、MOV(転送)、
CEQ(比較[等しい])、CGT(比較[大きい])、CLT(比較[小さい])、
CGE(比較[以上])、CLE(比較[以下])、
BCD(BCD変換)、BIN(BIN変換)、ABS(絶対値変換)、
ASR(算術右シフト)、ASL(算術左シフト)、
LSR(ロジカル右シフト)、LSL(ロジカル左シフト)、
NEG(符号反転)、NOT(ビット反転)、
SQR(平方根演算)、
ROR(右ローテート)、ROL(左ローテート)、JMP(ジャンプ)
「その他命令」では、BEP(ビープ音)があります。
他にも、サンプルプログラムとして、「カウンタ、タイマ」「共有レジスタ」
「自己保持回路」や、一定の周期でON/OFF出力を繰り返すフリッカ回路などが
準備されていますので参考にすることができます。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:(有)サンテックス
直感!ばね設計-圧縮ばね-
圧縮ばねの設計をサポートする無料のソフトで、線径・コイル径・巻数・
ばね定数等をスライダーで変更することで、リアルタイムに計算&作図ができます。
圧縮ばねの設計が直感的に簡単にできる
線径・コイル径の変更をリアルタイムに計算&図示
計算結果が限界を超えた場合に赤色表示が便利
「直感!ばね設計-圧縮ばね-」は、圧縮ばねの設計のためのフリーソフトで、
線径・コイル径・巻数・ばね定数などをスライダーコントロールで
変更することで、リアルタイムに計算および作図することができます。
大きな特徴としては、線径・コイル径・総巻数・自由長・ばね定数・取付長・
使用長のスライダーコントロールを移動させることにより簡単にデータを
変更することができ、設定したデータを基にリアルタイムに計算し、
さらに、バネの形状を画像にて表示することができます。
その「スライダーコントロール」では、「線径[d](mm)、コイル径[D](mm)、
総巻数[N](巻)、自由長[L]()、ばね定数[k](N/mm)、取付長[L1](mm)、
使用長[L2](mm)」などの項目が準備されています。
また、「材質」の項目では、「ピアノ線(SWP-B)、硬鋼線(SW-B)、
硬鋼線(SW-C)、ばね用ステンレス鋼線(SUS304)、ばね用ステンレス鋼線
(SUS631)」などの項目が準備されています。
他にも、リアルタイムに計算される要目表には、以下のような項目が
準備されています。
「材質、線径、コイル中心径、コイル内径、コイル外径、総巻数、有効巻数、
自由長、取付時(荷重・長さ・応力)、使用時(荷重・長さ・応力)、ばね定数、
固有振動数、ばね指数、縦横比、質量、上限応力係数、下限応力係数、
許容ねじり応力、素材張力、推定寿命」
さらに、「用途」欄では、「動荷重、静荷重」を選択することができます。
動作OS:Windows 7 / Vista / XP
作成者:ina